てんかんの原因は何か 3
次に遺伝でないもの、すなわち後天性のものとは何でしょうか。
たとえば出産時の事故、未熟児、出生後の高熱を伴った脳炎の後遺症などが原因のおもなものです。
しかしこれらの場合もはっきり言えないことがあります。
お産が重くて仮死状態で出生しても、また出生時の体重が2勾(正常は3勾)ぐらいの未熟出生であっても、それたけで原因ときめるわけにいかないものです。
このように述べてみると結局「遺伝(先天性)」、「外因(後天性」について簡単にきめるわけにいかないことがわかります。
たとえできうるかきりの検査をしても決定的な結論を出すことがむずかしい場合があるのです。
要はてんかんすなわち血筋などという言い方で誤解をひきおこし、当人はもちろん親をよけいに悩ませることのないようひとびとが注意すべきでしょう。
てんかんの治療には何をすればよいのでしょうか。
それは効果があるのでしょうか。
昔とちがって近ごろではてんかんをはじめ神経の病気の治療法は大変進歩してきたので、てんかんは決して不治の病ではありません。